京都市左京区にある京都大原寂光院は、三千院と並ぶ大原の代表的なお寺で、青もみじと苔におおわれた静かで落ち着いた雰囲気のお寺です。
平家物語の中で、壇ノ浦の合戦で生き延びた、建礼門院が出家して余生を過ごしたことでも知られる有名な、歴史のある場所です。
この記事では、京都大原寂光院の2024年の青もみじの見ごろの時期や、アクセス方法や駐車場の情報をお伝えします。
また、京都大原寂光院の見どころや拝観時間や拝観料金、御朱印情報なども解説しています。
京都大原寂光院の青もみじ2024年の見頃の時期はいつ?
寂光院の青紅葉2024年の見頃の時期は、4月中旬から8月ごろです。
みずみずしい新緑のもみじを見るには、遅くとも8月までには訪れたほうが良いです。
京都大原寂光院の見どころは?
寂光院の見どころを解説します。
私は、三千院、宝泉院と回った後、車で数分移動して、少しだけ寂光院寄りの駐車場に車を止めました。そこから寂光院へ向けて歩きます。
ずっと緩やかなのぼり坂が続きます。
本当にこの道でたどり着くのかな?と思うくらいのどかで静かな田園風景が続きます。
道中日陰がほとんどないので、日傘や帽子は必須です。
途中、赤しそ畑もあります。
800年続く京都大原のしば漬けの原料である赤しそ。
原種に近い特徴を守るために、交雑しないようにする取り組みがなされている、という立て看板もありました。
20分くらい歩き続け、ようやく寂光院の山門が見えてきます。
夏の蒸し暑い中を歩き続けてきたので、山門まで続く長い石段に心折れそうになりますが、石段を登るにつれ、周囲の青もみじの美しい景色に一瞬疲れを忘れます。
本堂の中には、本尊六万体地蔵菩薩立像があります。
実は2000年に放火により像は真っ黒に焼けてしまいましたが、像の胎内に収められていた多数の小さな地蔵菩薩は無事だったとのことで、現在ある像は、再建されたものです。
私が寂光院を訪れる日の少し前に、NHKのブラタモリという番組で、ちょうど京都大原の三千院や寂光院をタモリさんが訪れていました。
寂光院では、わが子や一族を失い、失意の底にあった建礼門院が、大原の風景や優しい人々に次第に癒され、前向きになっていったのでは、という内容が放送されていました。
私はお寺や神社に行くときは、青もみじや苔の景色を見るのが好きで、普段はあまり歴史的な背景に興味がないのですが、たまたまブラタモリの放送を見たおかげで、建礼門院にまつわる歴史の知識を知り、より感慨深く見学することができました。
京都大原寂光院のアクセス方法は?
寂光院へのアクセス方法を解説します。
バスを利用する場合
京都バス「大原」下車、徒歩約15分
- 京都駅前から京都バス17系統(18系統)
- 京阪電車「出町柳駅」前から京都バス10系統・16系統・17系統
- 市営地下鉄「国際会館駅」から京都バス19系統
車を利用する場合
京都東ICより湖西道路へ乗り継ぎ、真野ICより途中峠超えで大原へ。
京都大原寂光院の駐車場は?
京都大原寂光院の駐車場について解説します。
京都大原寂光院には、専用駐車場がありません。
周辺の民営有料駐車場に停めることになります。
寂光院のすぐ近くにも駐車場はありますが、そこまでの道が細いので、三千院の参道の入り口付近にある、駐車場に停めるのがおすすめです。
15分ほど歩きますが、歩きながら大原の、のどかな田園風景を眺めることができます。
京都大原寂光院の拝観時間と拝観料について
拝観時間は通常 午前9時から午後5時です(3月1日から11月30日)
冬季は拝観時間が変わりますので、公式ホームページをご確認ください。
拝観料
- 大人600円
- 高校生600円
- 中学生350円
- 小学生100円
定休日はありません。
御朱印は通常1種類あります。
拝観にかかる時間は、30分から1時間です。
京都大原寂光院についてのまとめ
この記事では、京都大原寂光院の青もみじ2024年の見頃の時期や見どころ、アクセス方法や駐車場、拝観時間と拝観料、歴史的な背景などについて紹介しました。
- 京都大原寂光院の青もみじの見ごろは4月中旬から8月ごろ
- 寂光院へのアクアスはバス利用または車利用で。
- 寂光院の駐車場は三千院参道入口付近の民営有料駐車場が便利
- 寂光院の見どころは建礼門院ゆかりの史跡と美しい青もみじと苔
- 寂光院の拝観にかかる時間は30分から1時間
- 御朱印は1種類あります
京都大原寂光院はひっそりとした佇まいの静かな雰囲気のお寺です。
青もみじと苔が美しい歴史も感じられる素敵なところでおすすめです!
青もみじの見頃の季節にぜひ大原寂光院を訪ねてみてください。
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