京都市右京区にある、鹿王院(ろくおういん)は、青もみじが美しい穴場スポットです。
特に、鹿王院の山門から伸びる参道の青もみじの美しさは、一見の価値ありです。
この記事では、鹿王院の2025年の青もみじの見ごろの時期と、見どころやアクセス方法をお伝えします。
また、拝観時間や拝観料、駐車場や御朱印の情報もお伝えします。
鹿王院2025年の青もみじの見ごろの時期は?

鹿王院の青もみじの見ごろの時期は、4月中旬から8月ごろです。
みずみずしい青々とした青もみじを見るには、8月ごろまでに訪れるのがおすすめです。
鹿王院の見どころは?
鹿王院の見どころを解説します。
私は、2025年の5月下旬の平日に、鹿王院を訪れました。
嵐山にある、大河内山荘庭園を見学した後、徒歩で鹿王院へ向かいました。
大河内山荘庭園を出て、行きと同じく竹林の小径をJR嵯峨嵐山駅へ戻るように進んでいきます。
帰りの竹林の小径は、さらに観光客が増えていて、なかなか自分のペースで歩くのが難しかったです。
再びJR嵯峨嵐山駅に近づいてきてから、地図アプリに従い、鹿王院を目指します。
閑静な住宅街を進んでいきますが、到着目前で、道に迷ってしまい、大河内山荘庭園を出てから、鹿王院へ到着するまで、1時間近くかかってしまいました。
鹿王院入口の山門です。

山門から伸びる、参道の青もみじの風景が美しいです。

長い時間歩いてきて、かなり疲れていたのですが、新緑の青もみじの美しさに、疲れが少し和らぎます。
しかもこの時、私しかいなかったので、美しい風景をひとり占めできました。
参道を進んでいくと、中門が見えてきます。

中門をくぐり、建物へ入ります。
呼び出しのインターホンを押すと、お寺の方が出てきてくれました。

受付で拝観料をお支払いし、御朱印もいただきます(書置きタイプのみでした)
建物内を進んでいくと、客殿に入り、美しい庭園が現れます。

サツキと新緑と舎利殿の景色が、整然と配置されているようで、すっきりとした美しさです。
右手に見える舎利殿を中心として、嵐山を借景にした枯山水庭園です。
客殿の正面には、足利義満筆の「鹿王院」の扁額が掲げられています。

客殿から進んでいくと、舎利殿の中に入ることができます。
舎利殿に入る際は、自分で鍵を開けて入り、入ったらまたすぐ自分で閉めるようになっていました。
舎利殿内部は薄暗く、私ひとりしかいなかったので、ちょっと怖かったのですが、中央に立派な造りの多宝塔がありました。
多宝塔内部には、仏牙舎利(お釈迦様の歯の骨)が安置され、まつられています。
仏牙舎利は、毎年10月15日に、御開帳され公開されています。
多宝塔の上部には、天蓋があり、色鮮やかな龍の絵を見ることができました。
舎利殿、客殿を出て、再び中門から参道へ戻ります。
再び参道を歩いていくと、右手に竹林の道への入口があります。

竹林の清々しい景色がとても美しいです。

竹林の道を歩き始めて、何か足にひっかかるな、と思って足元を見ると、たけのこがあちこちから生えてきていました。
初めて見る光景で、新鮮でした。

青もみじや新緑がとても美しく、静かで素敵なところでした。
鹿王院へのアクセスは?
鹿王院へのアクセス方法を解説します。
- JR嵯峨嵐山線「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩5分
- 京福電鉄嵐山線「鹿王院駅」下車、徒歩3分
- 市バス京都バス「下嵯峨」下車、徒歩3分
鹿王院の専用駐車場はあります。
鹿王院の山門の前に駐車スペースがありますが(普通車4台分、無料)スペースが限られているため、なるべく公共交通機関を利用するのがおすすめです。
鹿王院の拝観時間と拝観料は?
鹿王院の拝観時間は、午前9時~午後5時(無休)です。
拝観料は、大人600円、小中学生300円です。
鹿王院の拝観にかかる所要時間は30分程度です。
鹿王院の御朱印は?
鹿王院の御朱印について解説します。
鹿王院の御朱印は、通常2種類あり、青もみじの期間限定タイプもあります。

すべて書置きタイプで、各400円です。
鹿王院についてのまとめ
この記事では、鹿王院の2025年の青もみじの見ごろの時期や見どころ、アクセス方法や拝観料と拝観時間についてお伝えしました。
- 鹿王院の青もみじの見ごろの時期は4月中旬から8月ごろ
- 鹿王院のアクセスは公共交通機関がおすすめ
- 鹿王院の見どころは青もみじが続く参道
- 鹿王院の拝観にかかる所要時間は30分程度
- 御朱印は通常2種類あります
鹿王院は、新緑の青もみじの参道が大変清々しく、美しい穴場スポットです。
客殿前の嵐山を借景にした枯山水庭園も、整然とした美しさで一見の価値ありです。
ぜひ、静かな緑に包まれた空間に訪れてみてください!
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