京都市東山区にある来迎院(らいごういん)は、青もみじが美しい穴場スポットです。
来迎院は、皇室とゆかりのある泉涌寺の塔頭寺院で、深い緑に包まれた、静かなスポットです。
この記事では、来迎院の2025年の青もみじの見ごろの時期と、見どころやアクセス方法をお伝えします。
また、拝観時間や拝観料、拝観にかかる所要時間や御朱印情報もお伝えします。
来迎院2025年の青もみじの見ごろの時期は?

来迎院での青もみじの見ごろの時期は、4月中旬から8月ごろです。
できれば6月ごろまでに訪れたほうが、暑さも避けられ、新緑のみずみずしい青もみじを楽しむことができます。
来迎院の見どころは?
来迎院の見どころを解説します。
私は、2025年4月中旬に、来迎院を訪れました。
皇室ゆかりのお寺である、泉涌寺を訪れた後、来迎院へ向かいました。
泉涌寺を出て、今熊野観音寺方面へ行く途中で、二手に道が分かれます。
左手に行くと、今熊野観音寺へ、右手に進むと来迎院へ行くことができます。

泉涌寺からほど近いところにある来迎院ですが、その道中は、ほとんど人がいなくて、鬱蒼と木々が生い茂る砂利道を歩いていくので、ひとりだと少し心細く感じます。
泉涌寺から、徒歩数分で来迎院に到着します。

来迎院の山門です。

深い緑の中にひっそりと佇む雰囲気と、青もみじの景色がとても素敵です。
山門をくぐり、庫裡へ続く道の雰囲気も美しいです。

受付をして、茶室「含翠軒」に入ります。
含翠軒は、忠臣蔵で知られる大石内蔵助によって建立されました。
お抹茶と和菓子をいただきながら、お庭「含翠庭」を眺めます。

含翠庭は、こじんまりとしていますが、緑がたっぷりで、とても静かです。

お庭も散策できます。

写真には写っていませんが、含翡軒の軒下に大石内蔵助書の「含翠」と書かれた扁額があります。
「含翠」とは、翠(みどり)を含むという意味ですが、茶室を取り巻く風景を見ると、納得できます。
含翠軒を出て、荒神堂へ行きます。
石段を上った先に、荒神堂があります。

荒神堂には、三宝荒神様が安置されています。
来迎院の三宝荒神様は、別名「ゆな荒神様」とも呼ばれ、安産の神様としても知られています。
ちなみに「ゆな」とは、「胞衣(胎盤のこと)」(ゆな、えな)という言葉に由来するといわれています。
来迎院へのアクセス方法は?
来迎院へのアクセス方法を解説します。
- 京阪電車及びJR奈良線「東福寺駅」下車、徒歩20分
- 京都駅よりタクシーで15分
- 市バス「泉涌寺道」下車、徒歩15分
京都市左京区にも同名の来迎院というお寺があるので、タクシーを利用する際は、ご注意ください。
来迎院の専用駐車場はありません。
来迎院の拝観時間と拝観料は?
来迎院の境内は、自由に拝観できます。
含翠庭の拝観には、拝観料がかかります(大人300円、小中高生200円、お抹茶と干菓子500円)
含翠庭の拝観時間は、9時~17時です。
来迎院の拝観にかかる所要時間は30分程度です。
来迎院の御朱印は?
来迎院の御朱印について解説します。
来迎院の御朱印は、通常3種類あります(各300円、手書きタイプ)

来迎院についてのまとめ
この記事では、来迎院の2025年の青もみじの見ごろの時期や見どころ、アクセス方法などについてまとめました。
- 来迎院の青もみじの見ごろの時期は4月中旬から8月ごろ
- 来迎院へのアクセスは公共交通機関がおすすめ
- 来迎院の見どころは山門から庫裡へ続く道の風景
- 来迎院の拝観にかかる所要時間は30分程度
- 御朱印は通常3種類あります
来迎院は、泉涌寺山内にひっそりと佇むようにある、穴場スポットです。
来迎院の山門からの景色は、新緑の青もみじの美しさと静けさで癒されます。
ぜひ一度、訪れてみてください!
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