大河内山荘庭園2025青もみじの見ごろの時期と見どころやアクセス方法

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京都市右京区にある、大河内山荘庭園は、時代劇の名優、大河内傳次郎(おおこうちでんじろう・1898~1962)が、昭和6年(34歳)から30年の歳月をかけて、こつこつと創り上げた庭園です。

大河内山荘の庭園は大変広く、青もみじも多く、自然豊かな美しい景色を十分に楽しむことができます。

この記事では、2025年の大河内山荘庭園の青もみじの見ごろの時期と、見どころやアクセス方法をお伝えします。

また、庭園公開時間や拝観料、見学にかかる所要時間もお伝えします。

大河内山荘庭園2025年の青もみじの見ごろの時期は?

大河内山荘の滴水庵

大河内山荘庭園での青もみじの見ごろの時期は、4月中旬から8月ごろです。

大河内山荘の庭園は広大で、石段の上り下りも多く、たくさん歩きます。

できれば6月ごろまでに訪れたほうが、暑さも避けられ、ゆっくりと景色を楽しむことができます。

大河内山荘庭園の見どころは?

大河内山荘庭園の見どころを解説します。

私は、2025年の5月下旬の平日に、大河内山荘庭園を訪れました。

大河内山荘庭園へのアクセスとして、京都駅からJR嵯峨野線を利用し、嵯峨嵐山駅で下車しました。

最寄り駅の嵯峨嵐山駅から、徒歩で大河内山荘庭園へ向かいます。

大河内山荘庭園までは、人気の観光地である天龍寺の近くや、竹林の小径を歩くので、外国人観光客や修学旅行生で、道中ずっと混んでいました。

約400メートル続く竹林の小径の終点に、大河内山荘庭園があります。

道中ずっと混雑していたこともあり、大河内山荘庭園へ到着するまで、徒歩20分~30分くらいかかりました。

大河内山荘庭園入口の山門です。

大河内山荘入口

写真には写っていませんが、山門の付近には、竹林の風景を撮影する外国人観光客がたくさんいました。

大河内山荘庭園の山門に入ってすぐに受付があります。

大河内山荘庭園の山門に入ると、一気に人が少なくなり、緑も多いので空気も澄んだように感じます。

大河内山荘入口

山門を入って緩やかな坂道を少し上ると、開けた場所に出ます。

大河内山荘

右手に行くと、休憩所があります。

左手に行くと、雰囲気のある中門があります。

大河内山荘の中門

中門をくぐると、新緑の青もみじに包まれる緩やかな石段があり、とても美しいです。

大河内山荘の中門の青もみじ

石段を上ると、小さな展望スペースのようになっていて、「大乗閣」の一部が見えます。

大河内山荘の大乗閣

再び中門へ戻り、大乗閣の方へ進みます。

大乗閣は、寝殿造、書院造、数寄屋造りに日本の伝統的な民家の様式を複合させた、独特の意匠の建物です。

大河内山荘の大乗閣

大乗閣の左手に目をやると、濃い緑の木々や山々が連なり、美しい景色です。

大河内山荘の庭園

順路の案内に従って進んでいきますが、比較的細い道が続きます。

大河内山荘の庭園

先が見通せない、両側がしっかりと緑に覆われた道が多く、歩いていて、ちょっとワクワクします。

順路に従い進んでいくと、持仏堂があります。

持仏堂は、白砂が敷かれ、枯山水のような空間の中にある建物で、仏像が安置されています。

さらに進んでいくと、苔と青もみじに包まれた美しい空間が現れ、茶室「滴水庵」が見えてきます。

大河内山荘の庭園

滴水庵です。

大河内山荘の滴水庵

大河内山荘庭園はとても広く、山の傾斜に沿って作られた道も多いです。

石段を上り下りすることも多く、かなり足腰を使うので、訪れる際は歩きやすい靴で行かれることをおすすめします。

大河内山荘の庭園

市内が展望できるスポットです。

大河内山荘の展望所

庭園内は、全てが丁寧に手入れされ、美しく整備されている印象です。

大河内山荘の庭園

青もみじはもちろんですが、新緑の木々の緑がたっぷりで、気持ちよく歩くことができました。

出口に近いところに、大河内傳次郎資料館がありました。

大河内伝次郎資料館

大河内傳次郎資料館は、写真や解説パネルがかけられていました。

最後に休憩所に寄ります。

休憩所内には、セルフサービスの給茶機があり、抹茶などがいただけます。

以前は、お抹茶と和菓子の提供があったようですが、私が訪れた時はありませんでした。

大河内山荘の休憩所

休憩所周辺の青もみじもとてもきれいで、絵になります。

大河内山荘庭園へのアクセス方法は?

大河内山荘庭園へのアクセス方法を解説します。

  • JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」・嵐電「嵐山駅」より、徒歩約20分
  • 嵯峨野観光鉄道「トロッコ嵐山駅」より、徒歩約5分
  • 市バス「野々宮」より徒歩約10分

大河内山荘庭園には、専用駐車場はありません。

大河内山荘庭園の公開時間と拝観料は?

大河内山荘庭園公開時間は、午前9時~午後5時です。

拝観料は、大人1,000円、小中学生500円です。

年中無休です。

大河内山荘庭園の見学にかかる時間は、1時間程度です。

御朱印はありません。

大河内山荘庭園についてのまとめ

この記事では、大河内山荘庭園の2025年の青もみじの見ごろの時期や見どころ、アクセス方法などについてまとめました。

  • 大河内山荘庭園の青もみじの見ごろの時期は4月中旬から8月ごろ
  • 大河内山荘庭園へのアクセスは公共交通機関がおすすめ
  • 大河内山荘庭園の見どころは庭園の豊かな自然と苔や青もみじにつつまれた滴水庵の景色
  • 大河内山荘庭園の見学にかかる所要時間は1時間程度
  • 御朱印はありません

大河内山荘庭園は、時代劇の名優大河内傳次郎が、30年の歳月にわたり、こつこつ創りあげた素晴らしい庭園です。

庭園は自然豊かで広大ですが、すみずみまで丁寧に手入れされていて、気持ちよく景色を楽しめます。

ぜひ、新緑の青もみじなど自然をたっぷり味わいに訪れてみてください!

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