京都市右京区にある、宝厳院(ほうごんいん)は、青もみじと苔がとても美しいお寺です。
宝厳院は、春と秋の特別拝観の時期に、期間限定で拝観することができます。
秋の紅葉シーズンはもちろんですが、春から初夏にかけての、青もみじと苔の美しさは一見の価値ありです。
この記事では、2025年の宝厳院の青もみじの見ごろの時期と、見どころやアクセス方法をお伝えします。
また、拝観時間や拝観料、拝観にかかる所要時間や御朱印情報もお伝えします。
宝厳院の青もみじの見ごろの時期は?
宝厳院での青もみじの見ごろの時期は、4月中旬から6月ごろです。
この時期は例年、宝厳院の、春の特別拝観の時期にあたります。
私が訪れた6月は、ちょうどあじさいの見ごろと重なり、より美しい景色を楽しめました。
宝厳院の見どころは?
宝厳院の見どころを解説します。
私は、2023年6月中旬の平日に、宝厳院を訪れました。
2023年の、宝厳院の春の特別公開は、6月末まででした。
宝厳院は、嵐電「嵐山駅」から徒歩5分くらいです。
午前10時ごろ、宝厳院に到着し、受付を済ませ庭園へ入ります。
庭園に入ってすぐに、目に入る青もみじの美しさに感動します。
宝厳院は、世界遺産である天龍寺の、塔頭寺院です。
天龍寺は、有名観光スポットで、常に混んでいる印象ですが、宝厳院は、比較的空いていて、穴場スポットです。
そのおかげなのか、庭園内の空気が一段と澄んでいて、清々しく感じます。
ちょうど、あじさいの時期と重なり、新緑の緑に映えて、とてもきれいでした。
途中、「無畏庵」というお茶席があり、お抹茶と和菓子で休憩します(別料金500円)
和菓子は、少し大きめの落雁の中に、こしあんがしっかり入っていて、食べ応えがあり、とてもおいしかったです。
宝厳院の本堂に入ります。
本堂拝観は、別料金がかかります(大人500円、小中学生300円)
本堂の中には、田村能里子画伯によって描かれた、襖絵がありました。
襖絵の撮影は禁止でしたが、レプリカのものは撮影OKでした。
本物は、さらに鮮やかで、独特な色合いの朱色で描かれていて、異国風な雰囲気も感じました。
宝厳院本堂を出て、再び庭園を歩きます。
「獅子岩」という大きな岩があり、苔がびっしりと生えていて、迫力ありました。
青もみじはもちろんですが、苔の美しさとその広大な景色に感動します。
広い敷地に、ふかふかの苔の絨毯が広がっているようで、本当に美しかったです。
庭園はかなり広く、あじさい以外にも、色々なお花が咲いていて、緑に映えて、とてもきれいでした。
庭園は、緩くカーブした道が続きますが、どこを切り取っても美しく、フォトスポットでした。
宝厳院へのアクセス方法は?
宝厳院へのアクセス方法を解説します。
- JR「嵯峨嵐山駅」下車、徒歩10分
- 嵐電「嵐山駅」下車、徒歩5分
- 阪急「嵐山駅」下車、徒歩10分
- 京都市バス28番乗車「嵐山天龍寺前駅」下車、徒歩5分
- 京都バス72番または73番乗車「京福嵐山駅前」下車、徒歩5分
駐車場は、近くの天龍寺駐車場を利用できます(有料、昼間のみ。午後5時閉鎖)
宝厳院の拝観時期は?
宝厳院は、春と秋に、期間限定で公開され、拝観することができます。
例年、春の特別拝観は、3月中旬~6月末。
秋の特別拝観は、10月上旬~12月上旬です。
11月中旬~12月上旬は、ライトアップされた、夜間特別拝観も行われています。
毎年、開催日時が、多少変わる可能性があるので、詳しくは宝厳院の公式ホームページをご確認ください。
宝厳院の拝観時間と拝観料は?
宝厳院の、拝観時間は、午前9時~午後5時閉門(午後4時45分受付終了)
拝観にかかる所要時間は、30分から1時間程度です。
御朱印は、通常1種類あります(500円)
宝厳院のまとめ
この記事では、宝厳院の2025年の青もみじの見頃の時期や見どころ、アクセス方法などについてまとめました。
- 宝厳院の青もみじの見ごろの時期は4月中旬から6月ごろ
- 宝厳院へのアクセスは公共交通機関がおすすめ
- 宝厳院の見どころは特別拝観時期の青もみじと苔の美しい庭園
- 宝厳院の拝観にかかる所要時間は30分から1時間程度
- 御朱印は通常1種類あります
宝厳院は、拝観できる時期が、限られていますが、その分空気が澄んでいて、庭園の緑の美しさも、より増している印象を受けます。
ぜひ、新緑の時期に、清らかな青もみじや苔に癒されてください!
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