幼少期からふりかえって、まだ行ったことのない県に行ってみる旅、第7弾は福井県へ。
名古屋駅から、特急しらさぎと北陸新幹線つるぎを乗り継いで、福井県へ行ってきました。
特急しらさぎと北陸新幹線つるぎで福井県へ
私は、2025年10月末の平日に福井県を訪れました。
まずは、名古屋駅のJR改札を通りますが、いつも切符の入れ方がわからなくなるので、駅員さんに確認して、特急券と乗車券を2枚重ねて入れて、改札を通ります。
今回、特急しらさぎは、グリーン車を予約しました。

人生初のグリーン車です!

一人席の方を予約しましたが、やはり座り心地はよく、快適でした。

特急しらさぎのグリーン車は1号車のみで、名古屋駅から出発するときは、私の他に2~3人の乗客がいるだけで、かなり空いていました。
途中、米原駅で進行方向が変わるため、乗客が自分で座席を回転させる必要があります。
初めての経験で、心配だったのですが、実際やってみると、座席下のレバーを軽く踏むだけで簡単に回転し、大丈夫でした!
予想外だったのが、岐阜駅と米原駅で、それぞれ乗り合わせる電車が遅れているのを待つため、数分ずつ遅れてしまったこと。
特急しらさぎの、敦賀駅への到着も数分遅れることになってしまいます。
元々、敦賀駅での、北陸新幹線の乗り換え時間が短いことから、乗り換えが間に合わないのでは?と心配になります。
すると、車内アナウンスで「関係各所との調整が済み、北陸新幹線つるぎの発車時間を調整しますので、安心してお乗り換えください」とあり、ホッとします。
特急しらさぎが敦賀駅に到着し、ホームへ降りますが、乗り換え改札がある2階へ行くエスカレーターは長蛇の列!
焦る気持ちもありましたが、結局、エスカレーターの列から、北陸新幹線つるぎの座席に座るまで、歩いて7分くらいでした。
つるぎが発車すると「6分遅れで発車の予定でしたが、みなさまのご協力により、3分遅れで発車することができました。ご協力ありがとうございます。」とのアナウンスがありました。
ヒヤヒヤする場面もありましたが、一連のJRの丁寧な対応と案内に、ちょっとうれしい気持ちになります。
北陸新幹線つるぎに乗り、20分ほどで福井駅に到着。
福井駅は、新しく洗練された雰囲気で、駅直結の駅ビルや、駅周辺もきれいに整備されている印象です。

まずは、宿泊予定のドーミーイン福井へ行き、ホテルのフロントでリュックを預けます。
再び福井駅へ戻り、観光案内所で特急永平寺ライナーのバス停の場所を確認します。
バスの時間まで少し余裕があったので、福井駅にある商業施設「くるふ福井駅」の中にあるカフェで、アイスコーヒーとパウンドケーキを食べて休憩します。
福井駅から永平寺へ
カフェで休憩後、特急永平寺ライナーのバス停へ行きます。
バス停は、数人の人が並んでいましたが、それほど混んでいませんでした。
観光案内所の方の説明によると、朝一の便が一番混むそうです。
特急永平寺ライナーに乗って、30分ほどで永平寺に到着します。
永平寺最寄りのバス停から、永平寺門前通りを歩きます。

お土産屋さんなどが並んでいますが、平日だったせいか、空いていて静かでした。
永平寺最寄りのバス停から5分ほど歩くと、永平寺の正門(龍門)が見えてきます。

青もみじと苔がとても美しいです。

参道を進んでいくと、通用門が見えてきます。

通用門を入り、受付をして最初の建物「吉祥閣」へ入ります。
吉祥閣は、鉄筋コンクリート造りの大きな建物です。
順路に従って進んでいくと、歴史を感じる木造建築になっていきます。
有名な、傘松閣(さんしょうかく)という建物の二階にある「絵天井の間」は、大きな広い天井にびっしりと美しい色彩画が飾られていて、圧巻の景色でした。
写真を撮りたかったのですが、撮影禁止なのかと勘違いしてしまい、撮ることができませんでしたが、あとで調べたら撮影OKだったようで、ちょっと心残りです。
永平寺の建物は、山の斜面に沿って建てられているので、階段がとても多いです。

仏殿や法堂などの立派な建築物が見事です。

階段が多く、かなり疲れも出てきたので、さっと回って永平寺を出ることにします。
再び、特急永平寺ライナーに乗って、福井駅に戻ります。
福井駅東口にある、トリケラトプスのモニュメントです。

福井駅東口のすぐとなりに、えちぜん鉄道の駅舎がありました。

どちらも、スマートなデザインでよい雰囲気です。
福井駅西口には、いくつかの恐竜モニュメントがあります。

夕方早めにホテルへ戻り、休みます。
大浴場へ行きましたが、おそらく一番乗りで、誰もいなくて快適で気持ちよかったです!

福井駅直結の商業施設「くるふ福井」で購入した、銀だらの押し寿司と地酒をホテルの部屋でいただきましたが、おいしかったです。
福井県2日目 養浩館庭園へ
翌朝、ドーミーイン福井の朝食バイキングへ行きます。
ちょっと控えめになってしまいましたが、福井名物の越前そばと、永平寺ごま豆腐、ソース厚揚げを選びました。

朝食後は、部屋でゆっくりして、10時ごろチェックアウトして、一旦福井駅のコインロッカーに大きな荷物を預けて、養浩館へ向かいます。
途中、福井県庁周りのお堀の道を歩きます。

朝から小雨の天気でしたが、しっとりとしたよい雰囲気です。
福井駅から徒歩15分くらいの予定でしたが、うっかり地図アプリのルートと違う道を進んでしまい、結局30分くらいかかってしまいました。
ようやく養浩館へ到着しました。

入口で受付をして、中へ入るとすぐ、青もみじと苔の美しい風景が現れます。

とても素敵な雰囲気です。
私は、西門の方から入ったようで、庭園を歩いていくと東門入口が見えてきます。

東門入口の前を通り、進んでいくと、屋敷の入口になります。

屋敷の中に入ると、ボランティアガイドの女性の方が、話しかけてくれたので、解説をお願いすることにしました。
連続三間にわたる板の間は、お湯殿(おゆどの)でお風呂の部屋です。

一番奥に蒸し風呂(外で薪を焚いて蒸気を出す)がありました。

お湯殿の手前がお上がり場で、ここで体を流しますが、床が中央に向けて傾斜がついています。
中央の長い板が外せるようになっており、下の池に排水できるようになっています。
大きな池の水は、年に1回すべて抜いて入れ替えるとのことで、驚きです。
御月見ノ間(おつきみのま)です。

雲形にくりぬいたケヤキの一枚板が出書院のところに入っています。
御次ノ間にある白大理石でつくられた手水鉢が目をひきます。

大きな池には、あえて中島を造らず、池に映る月を観て楽しむことができるようにしたそうです。
池に小舟を浮かべて、対岸にある小亭へ行くこともあったそうで、なんとも贅沢で風流なことです。
御座の間の明障子は、組木ではなく、桑の一枚板を麻の葉模様に透かし彫りしたもの、とのことで驚きです!

かと思えば、御座の間と御次の間の境目にある欄間は、素朴な雰囲気の山コウギの皮付きの小枝を組んだものです。
遊び心を感じさせる、趣ある素敵な造りです。

養浩館は、昭和20年の福井空襲で全焼してしまい、庭園の池と石組だけ残ったそうです。
昭和57年に国の名勝に指定され、これを機に本格的な復元計画がスタートし、約8年の歳月をかけ平成5年に完成、公開されました。
庭園を歩きます。
遣水(やりみず)が造られていて、清流の流れがとても美しいです。

大きな自然石の石橋の下を、しみ出ていくように清流が池へ流れていきます。

とても清らかで美しい風景です。
もう少しゆっくりお庭を歩きたかったのですが、帰りの新幹線の時間まであまりなかったので、少し急ぎ足で進みます。

正直、時間つぶしの軽い気持ちで養浩館庭園に来ましたが、ボランティアガイドさんの解説のおかげで、とても興味深く楽しく過ごすことができました。
やはり解説を聞くと、一気に解像度が上がって、勉強になり楽しいです。

建物も庭園も、洗練された美意識の高さを感じ、素敵なところでした。
急ぎ足で福井駅に戻り、カフェで少し休憩して、お土産も買って帰ります。
帰路は、列車の遅れなどなくスムーズで、よかったです。
今回のお土産です。

羽二重餅入りどら焼き、いちご入りの羽二重餅、恐竜マークが入ったバウムクーヘンです。


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