京都市東山区にある、泉涌寺(せんにゅうじ)は、青もみじが美しい、穴場スポットです。
泉涌寺は、皇室の菩提寺であり、静かで落ち着いた雰囲気のお寺です。
この記事では、2025年の泉涌寺の青もみじの見ごろの時期と、見どころやアクセス方法をお伝えします。
また、御朱印や駐車場の情報、拝観時間や拝観料、拝観にかかる所要時間もお伝えします。
泉涌寺2025年の青もみじの見ごろの時期は?

泉涌寺での、青もみじの見ごろの時期は、4月中旬から8月ごろです。
真夏の京都は、かなりの暑さになるので、できれば6月ごろまでに訪れたほうが、新緑の青もみじの景色を、ゆっくりと眺めることができます。
泉涌寺の見どころは?
泉涌寺の見どころを解説します。
私は、2025年4月の中旬に、泉涌寺を訪れました。
泉涌寺へのアクセスとして、京都駅からJR奈良線を利用しました。
京都駅からJR奈良線で、一駅目の「東福寺駅」で下車します。
東福寺駅から、しばらく歩いていくと、泉涌寺の総門が見えてきます。

泉涌寺の総門を入ると、鬱蒼とした木々が生い茂る、緩やかな上り坂(泉涌寺道)が続きます。

この泉涌寺道は、わりと距離が長く、坂の途中には、小学校、幼稚園や泉涌寺の塔頭寺院もいくつかあります。
数分かけて、泉涌寺道を上りきると、泉涌寺の駐車場があります。

広い砂利の敷地のへりに沿って、ロープで駐車スペースが区切られていました。
駐車場の左手に、泉涌寺の立派な大門があります。

最寄り駅の「東福寺駅」を出てから、泉涌寺の大門まで、徒歩で20分くらいでした。
泉涌寺の大門を入ってすぐのところに拝観受付があり、こちらで拝観料500円をお支払いします。
泉涌寺の大門を入って、すぐ左手に、楊貴妃観音堂があります。

写真左側が、楊貴妃観音堂で、写真右側が、宝物館・心照殿です。

堂内に安置されている、楊貴妃観音像は、1230年に湛海律師によって南宋から請来した木像です。
楊貴妃観音像はその美しさから、玄宗皇帝が、亡き楊貴妃の面影を写させて造像した、との伝承を生み、江戸時代初めごろから、「楊貴妃観音像」と呼ばれ信仰されているとのことです。
また、美人祈願の観音様として、親しまれています。
遅咲きの八重桜である、楊貴妃桜がきれいに咲いていました。

楊貴妃観音堂を出て、泉涌寺の仏殿へ向かいます。

泉涌寺の仏殿は、かなりの大きさと迫力があります。
仏殿の隣に、舎利殿があります。

舎利殿内部は、通常非公開ですが12年に1度、辰年の年に特別公開されます。
最近では、2024年11月9日から12月1日に、公開されました。
狩野山雪筆の「雲龍図」が拝観できるそうです。
さらに進んでいくと、本坊の入口があります。

本坊で、さらに特別拝観料(500円)を支払って、御座所の中に入ります。
御朱印も本坊でいただけます。
皇室ゆかりのお寺なので、侍従の間や玉座の間などのお部屋がいくつか続きます。
御座所庭園です。

新緑の青もみじが輝いているかのように、とてもきれいで感動します。
観光客はほとんどおらず、とても静かで、心地よい風も吹き、ずっと眺めていたい景色でした。
泉涌寺へのアクセスと駐車場は?
泉涌寺へのアクセスを解説します。
- JR奈良線「東福寺駅」下車、徒歩約20分
- 京阪電車「東福寺駅」下車、徒歩約20分
- 京都駅(烏丸口)から、市バス208系統にて「泉涌寺道」下車、徒歩約15分
- 京都駅(八条口)からタクシーで約10分
泉涌寺の専用駐車場はあります(普通車約20台、無料)

泉涌寺の駐車場は、大門の手前にあります。
駐車場の敷地のへりに沿って、ロープで1台分ごとに区画されています。
泉涌寺の拝観時間と拝観料は?
- 3月~11月 9時00分~16時30分(閉門17時00分)
- 12月~2月 9時00分~16時00分(閉門16時30分)
- 伽藍拝観 大人500円 子供300円(小中学生)
- 特別拝観 大人500円(中学生以上)
伽藍拝観で見学できる施設は、楊貴妃観音堂・仏殿・舎利殿・泉涌水屋形・心照殿
特別拝観で見学できる施設は、御座所・御座所庭園・海会堂 です。
特別拝観の場合、小学生以下のお子さんは、同伴者が必要です。
泉涌寺は、定休日はありませんが、特別拝観は、法要などの行事によりお休みになる場合があります。
詳しくは、泉涌寺の公式サイトをご確認ください。
泉涌寺の拝観にかかる所要時間は、30分から1時間程度です。
泉涌寺の御朱印は?
泉涌寺の御朱印について解説します。
泉涌寺の御朱印は、2種類あります(各300円、手書き)
書置きタイプもありました。

本坊内にある、御座所入り口の受付でいただくことができます。
泉涌寺についてのまとめ
この記事では、泉涌寺の2025年の青もみじの見ごろの時期や見どころ、アクセス方法などについてまとめました。
- 泉涌寺の青もみじの見ごろの時期は4月中旬から8月ごろ
- 泉涌寺へのアクセスは車でも公共交通機関でもどちらでもOK
- 泉涌寺の見どころは大門からの仏殿の眺めと御座所庭園の新緑の美しい景色
- 泉涌寺の御朱印は通常2種類
- 拝観にかかる所要時間は30分から1時間程度
泉涌寺は皇室とゆかりのある、落ち着いた雰囲気の、静かで素敵なお寺です。
入口の大門から見える仏殿の眺めと、御座所庭園の輝くような新緑の青もみじの景色は、一見の価値ありです。
ぜひ、心落ち着く、素敵な風景を味わいに訪れてみてください!
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